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カスタムRoad~CannondaleR500
By admin | 8月 12, 2010
【解説】Cannondale R500 エンデュランス
現在では、アンティーク部類に属すだろう米国キャノンデール社が当時の社屋で1本づつハンド・ビルドしていた1980初頭に生産したロード・フレームを元として、工房近傍在住の友人用に組んだものです。
1.フレーム
R500は、デッドストック状態にてフレーム単体で長期間保有していたものです。塗膜の劣化、剥離箇所も認められなかったことから、このまま使用をしています。コンパウンドで磨いてみると当時の艶が蘇りました。
2.フロント・フォーク
このR500には社内製の専用アルミ・フォークが付属していましたので、これを使用しました。
カラー・コーディネートが図れ意匠的に良好、好印象です。
3.ヘッド・バーツ&BB類
早く長く走ることを欲する友人に対して、ヘッドパーツは丹下を使い、BBにはシマノ・デュラエースを使いました。
4.ホイール・セット
東京バイクのオリジナルをセルフ・オーバーホールをし、振れ取り等をして使用しています。非常にオーソドックスな組成の製品ですが、良品であると感じました。スキュアーも同製品を使っています。
5.クランク、ギア類
通称74タイプと言われるシマノのデュラエース初代モデルを組んでみました。案外軽量です。ドライブ・ギア(フロント・ギア)は、サンツアー・シュパーブプロをデュアルで装着しています。
FDは、RDより一世代後のアルテグラ、RDはシマノ600を装着し、リア・スプロケット:シマノ・デュラエース(7速)のデッドストックを使いました。
6.ハンドル、ブレーキ類
ハンドルは、シンテンスのストラトス(ブルホーン)をチネリ・ステム(Pisto)を使って取付けました。ブレーキ・キャリパーは安全性を考えて、前後:カンパ・ケンタウル(2008デッドストック)を使い、ブレーキ・レバーは感触を重視して、セルフ・オーバホールしたカンパ・C-レコード(1980’s)を組み合わせました。この頃のC-レコードのレバーは軽量で握り心地が良好であり、当方は愛用しております。
アエアロバーは、Dedaのクリップ・ブラックを使ってハンドル周りを整理して、ここにシェイプしたシマノのバー・エンド・シフターを取り付けてみました。
シートは、イタリアのモンディアリタ、ポストはFSAです。
工場長 関 貴司
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